木材の消臭作用

木材の消臭作用

Q: 木材には消臭作用がありますか?

 

A: 木材はアンモニアなどの悪臭成分を吸着することなどによる消臭効果があります。精油には二酸化窒素などの大気汚染物質の除去作用もあります。

 

データ1  木材チップ等によるアンモニアの濃度の低下

精油をとった後の枝葉や木材チップを乾燥させ、悪臭に暴露した試験において、アンモニアの濃度を急激に低下させました。
スギ(特に樹皮)に多く含まれる、縮合型タンニンがアンモニア等を吸着することが明らかになっています。

 

データ2

木の塗り壁Mokkunを使って行った消臭実験では、強いアンモニア臭(公衆トイレの約2倍の濃度)が、最初の5分でモックンの試験体の濃度が大幅に減している点に注目です。およそ10分後には、半分以下の数値が、120分後には臭気を検知できない程の数値が実証されました。

Mokkunの原料となる木材パウダーは、木材を微粉砕したことで、表面積が増え、さらに消臭性能がアップしています。